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2009年4月

2009年4月29日 (水)

閣下と番兵。

「海軍ネタ」ついでに載せておこうっと。
大した話でもないんだが、昔どこやらで聞いた(読んだ)「海軍卿閣下と番兵」のやりとり。
若い番兵の元気の良さといい、50歳を超えた閣下の洒々とした言動といい、明治の日本海軍の明るい船出の雰囲気がチラッと伺えるようで個人的に好きな話です。

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明治六年、十一月。海軍卿閣下、門の傍(そば)までやつて来る。

番兵「おい、待てッ。待たぬかッ。」
閣下「(立ち止まりて)何でエ、おいらのことかい。」
番兵「然様。」
閣下「一体何だエ。」
番兵「貴様、送り券は持つて居るかッ。」
閣下「ほう、送り券かいな。」
番兵「門外に物品を持ち出す際は送り券が必要である。其の荷物は何であるかッ。」
閣下「あゝ、此(これ)か。此のことかい。」
番兵「許可なく寮内より物品を持ち出すことは罷り成らぬ。送り券なくば貴様、此処を通れぬものと心得よ!」
閣下「さうか、さうか。そンならチト待つてゐておくれな。」

閣下、玄関まで引き返す。

判任官「おや、閣下。如何なさいましたか?」
閣下「いやサそれがな、門前で番兵に呼び止められてよ。なんでも送り券がなけりや此処を通さぬとか言ふのさ。」
判任官「(驚きて)番兵奴(め)が斯様(かやう)な事を吐(ぬ)かしたわけでありますか。」
閣下「ハハハ、そりやあもう、てえへんな剣幕ヨ。そこでだ、お前さん、わりいが其の送り券とやらを書いちやあくれねえか。」
判任官「閣下、貴方が送り券なぞお持ちになる必要は御座居ませんよ。あの番兵奴、無礼千万である。捨て置けぬ。」
閣下「まァ、さう怒りなさんなテ。彼奴(きゃつ)はあゝして手前の務めを果たしてるまでのことなんさ。なかなかしおらしいぢやねえかい。おいらを咎めるも道理だ。兎に角送り券をおくれよ。」
判任官「然し、それでは閣下が・・・。」
閣下「おいおい、おいらのこたァいゝんだよ。つべこべ言はずに早えとこ書いておくれな。」
判任官「承知致しました。・・・どうぞ閣下、此方(こちら)をお持ち下さい。」
閣下「すまねえな。」
判任官「では、其処までお送り仕ります。」
閣下「うん。」

番兵、怪訝さうに二人を一瞥。

判任官「コラッ、海軍卿閣下のお通りであるッ。捧げーッ、銃(つつ)ッ!」
番兵、大慌てで捧げ銃*1の敬礼。
閣下「送り券、此処に置くからな。お前さんは、てえしたべらぼうだ。まァ、その調子でしつかりおやり。」

閣下、涼しい顔で歩み去る。判任官、敬礼。

*1捧げ銃: 軍隊の敬礼の一。銃を両手でからだの中央前に垂直にささげ持ち、相手の目に注目する。また、その号令。
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「明治6年、時の海軍卿閣下は、兵学寮を見回りに行った帰り、門のところで強い口調で呼び止められる。閣下を呼び止めた番兵は未だ閣下の顔を知らない。閣下はこざっぱりとした洋装だが軍服は着用していない。番兵は閣下に、送り券がなければ物品の持ち出しを許さぬと厳しく咎めたそうだ。すると閣下はただ「そうか」と言って玄関まで引き返し、判任官に送り券を書いてもらう。判任官は閣下と一緒に番兵の待つ門の傍まで来ると、大声で『海軍卿閣下のお通りだ』と告げる。番兵は驚き、慌てて捧げ銃の敬礼。閣下は送り券を差し出すと番兵の職務への忠実さを褒め、何事もなかったかのように去っていった」・・・という、ただそれだけの話。
台詞等詳細は私の勝手な想像。(笑)歴史的仮名遣いっぽくしてあるけど、明治っぽくしてみたかっただけ。(←阿呆だ。)
実際閣下と番兵、判任官との間にどんなやりとりがあったのか気になります。

あ、もうお判りかと存じますが、明治6年と云えば海軍卿は初代、勝安芳さんの頃です。
豪胆さといい、人を食った態度といい、いかにも勝先生だ・・・ということで、台詞回しを「それっぽく」しておいた。

この話、残念ながら元ネタが判らないんですよね。誰か御存知の方、教えてくれい。

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2009年4月26日 (日)

半藤一利「日本海軍の興亡(愛蔵版)」(PHP研究所)

創生期、黎明期から知りたい人に
これだけの内容で、しかも愛蔵版だけに見た目も美しくって、これで500円dollarとは本気でお買い得である。「お買い得」だなんて随分と下世話な言い方だけれども、文字通りお買い得なんだから仕方がない。「日本海軍の興亡」が知りたきゃ読め、と迷わずオススメしたい本である。この本、看板に偽りがない
ただし、マニア向きではないけどね。
私が本書を読もうと思ったのは半藤先生の本なら安心して読めるだろうということだが、気に入った最初の理由は、こんな記述があったからだ。ちょいと長いが引用する。
「海は瞬時も停滞することを許さない。自由で、しかもつねに変化に敏捷に反応しなければならない。日本が海洋民族たらんとしたとき、国民性そのものに実は根本的な変化が要求されたはずであった。それまでの陸地的な、大地的な意識からの脱却である。硬直した精神とは無縁になることである。海に向かってひらかれた眼とは、国際社会の変化の深さを読み取る眼でもある。国家にとらわれない国際社会という大きな観点からものを見ることのできる眼である。外にひらかれた眼は、ときには国家を超越する。しかし、歴史を予見する眼なのである。
確かに日本は海洋国家ではなく、未だに海浜国家なのかもしれない。最近では、北極圏の資源開発に日本の地の利(っていうか海に囲まれた海洋国家であり、航路を容易にひらくことができること)を生かそうという意見がある一方で、政府関係者は消極的かつ慎重な態度をとっているという話もあったっけ。島国日本は海によって守られてきた国であり、近海の恵みを存分に受けてきた国ではあるけれども、その近海が世界の7つの海と繋がっていて、その向こうには別の世界が広がっていることを意識した人がどれほどあったかね。大きな国際社会の中で、或いは世界の歴史の中で、自分たちがどの位置にいるのか正確に見ようとしたことがどれほどあっただろう。本書を読みはじめて、そんなことを考えてみたくもなったわけである。

たとえ立派な軍艦があっても
本書は人物ベースで話が進んでいく。ここが何よりのポイントであると私は思う。歴史は人間が作るものであるからだ。海軍の歴史であっても然りである。軍艦が好きとか、武器が好きとか、軍服が好きとか、そういうマニア的な人がいてもいいとは思うけど、軍艦のトン数で歴史は語れないし、国力は計れない。以前から「国防は軍人の専有物ではない」(加藤友三郎=大正期の海軍大臣)、「軍艦があっても動かす人がいなけりゃ玩具も同然」(勝安芳=初代海軍卿)、「金がなければ戦は出来ぬ」(右に紹介したご両人)という、国防の在り方や人材の重要性についての考え方が気に入っている当方としては、本書の「人物を通して日本海軍史をみる」というコンセプトが大変素晴らしいと思うのだ。
いくら立派な軍艦があっても、それを自在に動かすことのできる人間がいなければダメだ、いくら強い軍隊があったからといって、それを正しく動かすことのできる器の人間がいなくちゃダメだ。ハード面の充実だけを以て国防を語るべからず、ということも言えるわな。これはハード面の充実だけを以て近代化と称することに懐疑的批判的な目を向けることにも繋がる視点かもしれない。そんなことも考えさせられた。

圧倒的事実の力
半藤先生は端整な文体で日本海軍の興りから滅亡までを書き綴っていらっしゃる。先人たちを讃え、或いは厳しい批判の眼を向けつつも、過剰に情緒的になることも懐旧の思いに浸ったりすることもなく。
人間は怒りや悲しみをぶつけられたときではなく、事実の重みを示されたときのほうがずっしりと腹にこたえることが多いものだ。事実の力は圧倒的である。
その静かで乱れのない調子の文だからこそ、半藤先生の思いがビシビシと伝わってもくるのである。海軍の文化や精神への愛と敬意、その組織が次第に硬直化し官僚的なものへと変貌を遂げる一方で、その精神性が失われて野郎自大的な(半藤先生の言葉をお借りすれば英雄的自己肥大意識に凝り固まった)観念に飲み込まれていったことへの悲しみと嘆き。そして、それらが明治維新から一本の線で繋がっていることへの感慨。余裕で戦後生まれの自分にそういった思いを理解しろと言われても、まぁ無理な話なんだろうけど、この思いもまた「愛国心」というものなんだろうというのは私にも感じ取ることができた。そして「愛国心」というものを語る者は「ひらかれた眼」というものを決して忘れてはならないのだということも。

海軍伝習所と咸臨丸渡米の意義についての記述もある!
たった5頁弱だけど、本書にはちゃんと長崎海軍伝習所から始まる「創生期」についての記述がある。本書10頁、「勝海舟・木村芥舟」。雅号の読みが一緒なのが素敵なお二人だ。幕府海軍贔屓(でも全然詳しくない。笑)的にはご両名とも超有名人なのだが、一般的には「曲者(若しくは食わせ物)」と「誰?」という感じだろう。それが本書では「『海軍こそが日本を救う』という信念を持ち、幕府とか藩などといった意識を捨てて日本海軍への扉を開いた人たち」(要約)という至極「まっとうな」扱いを受けている。嬉しい限りである。

・・・そういや木村さんについては手元にあまりまとまってないメモがあるので、そのうち解読してupしておこう。(永井尚志さんの後任として伝習所の総監理になった木村さんが、伝習所舎監・教授方頭取の勝さんに酷い目に合わされたエピソードもついでに。)

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またまた迷惑メール出会い系。

今度は

love@i-tears.com

っていうアドレスから。

18時台に2通、
19時台に2通、
20時台に3通、
21時台に3通、
22時台に4通、
23時台に2通。

計16通。

「お相手様より閲覧料金はいただいております、無料でお楽しみ下さい。」(←やけに馬鹿丁寧だが・・・誰だ相手って。)
「契約金800万円で俺の秘書になりませんか」(←社長さんらしいです。文面が子供じみている。)
「写真は私の愛する子供です・・・このままではこの子の未来をも壊すことに・・・1200万を受け取ってくれるだけでいいんです! 私は今もう車で」(←自称主婦。「車で」って・・・何やってるんだい? ニヤニヤ。)
「お返事頂ければ本日振り込みます!生活費や借金・・・あらゆる面でお困りのことがあれば是非私をお頼り下さい!」(←檜政美って人物から。「お頼り下さい」笑)

なんだかバラエティ豊かな馬鹿文面で面白いと言えば面白いんだけどさ。面白いからって歓迎しているわけではないんだぜ?
一応「受信拒否」とかしてるんだけど、そうすると名簿を別の悪徳会社に回して、そこからメールを送ってくるようになるって話も聞いてるんで、いたちごっこの様相を呈してきているような気もする訳なんだが・・・。

実はこないだケータイで買い物をしたんだけど、どうもそれ以来変なのが送られてきているような気がするのだ。これはショップから漏れたと解釈したほうが良いということなのかね。

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2009年4月25日 (土)

長尾剛「30のエピソードですっきりわかる『幕末維新』」(PHP文庫)

確かに解りやすい
またまた立ち読み。だから隅々まで読めてないとは思うけど、一応感想をメモっておく。
また幕末かよ?という感じだが、いつ脳内ブームが去るか解ったもんじゃないので、今のうちに沢山読んでおこう。私は飽きっぽいのだ。(爆)

物語風のエピソード+平易な説明。ザッと読んで30分ほどでだいたいの流れが掴める。それくらい解りやすい。エピソード部分は会話文が多くて親しみやすい仕上がり。維新の象徴的な場面が上手に纏まっていると思うよ。だから、もともとこの時代に詳しい人が読む本ではないだろうし、作者の長尾先生もそのつもりで執筆していらっしゃると思うが、どうなんだろうね。
幕末維新(ペリー来航から西南戦争くらいまで)が苦手だ、という人は、藩や幕府の関係、外国との関係など、「相関図」が描きにくいと言う。だいたいこんなに短い期間に天地がひっくり返るのだ。何がどうなって、どうなっちゃったのさ?というのが正直なところだろう。そういう人にとっては読みやすい本だと思う。かく言う私も別に幕末史に詳しいわけではないから、こういう本は嫌いじゃないのである。

考察が浅い気もするけど
幕末本を読むとき、とりあえずチェックすることがある。幕臣たちに対する評価だ。(幕臣好きだから。笑)
特に幕府海軍の連中への評価、大久保一翁&勝海舟の両氏(幕府を投げ捨てた側)並びに小栗忠順さん(徹底抗戦を主張)に対する評価。この辺が自分の考えと大幅に違っていると読んでて不愉快になったりするわけである。(爆)

本書は・・・不愉快ってほどじゃないんだけどさ。
まず、大久保さんが活躍しない(笑)。ただ、この人はキャラクターが地味なせいか無視されがちdownなので、この状況には憤慨しつつも慣れた。まぁ、もうひとりの幕府投げ捨て組(恭順派)の代表、勝さんへの評価に大久保さんへの評価が含まれているのだと思えばいいか。ふたりは「二人三脚」で幕府を看取る仕事をしたわけだからgood
じゃあ、本書の勝さんへの評価はどうなのよ?と言うと・・・これがまた微妙なのだ。
勝手に纏めるけど、「勝麟さんは最後の将軍ケイキさまの身の安全ばかりを考えていた。ケイキさまが小栗さんじゃなくって勝さんにすべてを一任したのは自分の命を守ってくれそうだったから。そんで、勝さんはケイキさまに忠誠を尽くしたけれど、おのれの『忠義』とやらのためには徳川体制も新撰組も江戸の町も犠牲にして良いと思ってた。江戸を救ったのは、勝さんたちじゃなくって山岡鐵つぁんの大博奕なのだ。」・・・という具合。
小栗さんのこともね、幕藩体制の維持が目的だった=生かしておくと恐い人物だった→殺された、という感じで書かれてるけど、これも説明が足りんのよ。短絡的というか。

・・・その辺りが、どうも気に入らねえ。

じゃあ、どうして幕府の両輪(本書ではそういう評価)だった小栗さんと勝さんは違った立場をとることになったのか。その背景についての考察がない。そして、その後の可能性についての言及もない。小栗さんが徳川の御代と幕藩体制の維持を第一に考えたのは何故なのか、維持するために戦争して、その後どうするつもりだったのか、或いは彼のプランが実現していたら、それが日本の社会(これは支配者側の話じゃなくって庶民側の話)にどんな影響を与えていたのか。そこまで踏まえて語ってほしいわけだ。こういった作業を踏まえないから(もしかしたら敢えて無視したのかもしれないが)「いざとなったら官軍ごと江戸の町を焼き払っちまうぜ、そんときゃ殿さんを英吉利の軍艦に乗せて倫敦に逃がす算段だ、パークスとは既に話がつけてあらぁ」という話の上っ面だけをとらえて「ケイキさまを助けるという忠義のためなら手段を選ばない或る意味冷血な軍人」という勝麟像が生まれてしまうんじゃないか。
だいたいケイキさんを亡命させようと思ったのは、一戦を交えることになった場合は恭順を決めた賊軍の将が戦争に関わっていないことを証明するため(ケイキさんが悪いんじゃない、ということかね)という部分があってのことだし、抗戦しないことを決めたのは、どうせ潰れる幕府になおもしがみつく石頭連中(失敬)や薩長の田舎侍(益々失敬)の都合で起こった内戦のために、武器を持たぬ人たち(この人たちが国の主役)が命を落とし荒れた国土を背負い国の借金のツケを払わされるのは道理に合わないと思ったから、じゃないのかね。んで、おそらく実務担当の大久保さんもおんなじことを考えていたのではないかと思うわけだ。

「俺の忠義のために死んでくれ」だなんて、随分とケチな台詞である。何をか言わんや、この人の忠義は御一新後30年をかけてやっと完結する一大プロジェクトshineなんだぞ。・・・と力説する私は勝さんを買い被ってると言われても仕方ないのかねえ。
・・・ただね、本書の勝麟さんのキャラ設定は悪くないのよ。海が大好き、甲板のブラシがけなんかも進んで行う気持ちのよい男で、町人ばりの江戸語を話す親しみやすいキャラなんだわ。その点は悪くない。
だからこそ「生まれながらの参謀」であり「行動する学者」である硬派でかっこいい一翁さんの話もしてくれって思うわけさ。もしやキャラクター設定が難しいとか・・・?

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2009年4月22日 (水)

l-anan.comって、確か悪徳サイトだったと思うんだが。

えっとー、今日は愚痴です。

「♪無料メッセお預かり♪」
「★確認★無料メッセお預かり」
「ガチャガチャ当たったょ♪」
「★無|料|メ|ッ|セ★」
「無料プレゼント」

昨日から今日にかけて悪徳業者からのメールが凄まじい。
誰かが勝手に当方の名前とメルアドを使って登録したんじゃないかと思う。

あのさー。
何だよ、『無料プレゼント』って。

プレゼントが有料で堪るもんか何が無料だスットコドッコイが。

それにナンデスカ ?
「 メ ッ セ 」って。

そんな略語が流行ってるのかいな。聞いたことねえぞ。

しかも「不要な貯蓄を受け取れ」だの「ポイントが堪ったのを遣るから連絡よこせ」だのと喧しい。こんなのもあった。

「ガチャガチャチャレンジは無料だょ♪
☆Let'sガチャガチャ
(URL)」

と言っておいて、画面をスクロールしていくと、遙か下のほうに一言、






「ガチャガチャ後は後払いも使えるよ♪」

ってさー。
結局有料って意味じゃねえのか、それ。

つーか、やっぱりメルアド変えたほうがいいのかねぇ。
なんでそんなことまでしなきゃならんのだろ、と思いつつ。

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2009年4月20日 (月)

ウチの子(違)

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羽化したてのカラスアゲハ。

ウチの庭の小さな山椒の木に留まってる巨大な緑色のイモムシ君を発見したのが、去年の8月の終わりだった。
通常のアゲハチョウの幼虫に比べて若干青みを帯びた緑色をしていて、頭に被っているマスク(?)の風貌が違う。身体に黒いスジもついていない。

「これって、カラスアゲハじゃね?」

明日にも台風が上陸するという風の強い日だったので、もうサナギになりそうなのに嵐に遭ったら大変だと思い、虫かごを持ってきて家に入れてやったんだった。

カラスアゲハの活動時季は4月~8月と、通常のアゲハチョウよりも短い。ウチに入れてやって2日後にサナギになったが、早速越冬サナギに変身した。

で、8箇月後。遂に羽化。
黒いボディにヌラッと光る鱗粉の美しい羽をしたこの子が出てきた。もはや気分的には「ウチの子」だ。ふふん、随分立派になったじゃないか。
暫く羽を閉じたり開いたりして羽ばたく練習をしていたが、突然凄い勢いで飛び立っていった。流石、カラスアゲハだよ。普通のアゲハとはスピードもパワーも違う。

「コノヤロー、幸せになれよ、いいパートナーを見つけやがれ」とガラにもなく呟いてみたけれど、何だか妙に淋しかった。

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2009年4月18日 (土)

今日の昼食(早め)

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最近ハマってるデッかいカフェゼリーと、近所のDSで買った「サンドデリ トマト&バジル味」。

「サンドデリ」のほうはイタリアンピザのマルゲリータの味ですな。(そりゃトマトとバジルだもん。)味が濃いから、驚く人もいるかも知れん。自分は嫌いじゃないです、こういうの。次は他の味も試してみようっと。

それでは、イッテキマス (^-^ゝ

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2009年4月17日 (金)

褒める。

最近「君は褒め上手だ」と褒められて(?)、まんざらでもない気分だ。
でも、自分はまだまだだと思う。
全然足りないと思う。

仕事をする上では専門知識以外に身につけておきたい技術、今の自分にちょっと足りないかもな・・・と思う技術のひとつが、この「褒める技術」だったりする。

褒める技術というのは、ぺらぺらと御世辞を言うとか、おべんちゃらな人間になるとかじゃなくってさ、他人の良いところに気付き、素直に認め、それを表に出し、その上でその人が更に向上できるようにサポートしようっていう気持ちも含む。
一緒に仕事をする人がポジティブになれるように、その人が、自分自身の良さを発揮しつつ生き生きと仕事ができるように。
そのための「褒める技術」なんだろうな、と思う。

褒めるって、感謝の気持ちと似てるわな。
思ってるだけじゃダメなのは解ってるけど、表に出すのは照れくさい。
下心アリアリの御機嫌取りだったりすると見抜かれちゃったりするけど、心からそう思ってるからって上手に表現できるとは限らない。

褒める「技術」なんて言葉を使うと、何だかあざとい感じがするけれども、気持ちを上手に伝えるのって、やっぱり「技術」だと思うわけなんだわさ。

始めに言葉ありき。
旧約聖書じゃないけど、言葉で伝えられないものは、ときとして存在しないのとおんなじになってしまうんだ。

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語学はめんどくさい。

今日はサッカーの記事soccershine以外の英文を、やたら解読(+翻訳)しなくてはならない面倒な日だった。

英語は(というより外国語は)正直めんどくさい。現役時代に覚えた英単語を忘れているというのもあるけど、英単語や英文のまま理解すればいいものを、わざわざ日本語にする作業にはウンザリする。
だいたい細かい作業は大嫌いだ。

自分は大雑把に足の生えたような人間だけど、思えば英語の学習も大雑把だった。
中学生のときは辞書に山ほど載ってる細かい単語の意味を覚えるのが面倒で、細かいことを覚えるのはやめた。
make”なら、「意思を持って何かを変える」ことだろ、と理解した。
understand”は、上から「判断」するんじゃなくて謙虚に人の立ち位置に立ってみる→「理解する」と覚えた。
al-”で始まる語は「まっさら、キレイさっぱり」「掴み所がない広がり」っぽいイメージだし、
st-”で始まるものは「四角四面な顔をしてド真ん中に居座っているか直立してるか」(stick,stand,strong,stageなど)だし、
pen-”は「何かとんがってる」感じのものだった。
英文法は、原理と仕組みが解ったら、それ以上やる気が起きなかった。品詞文型にさえ気をつければ何とかなっちゃうからだ。

後にイメージ頼みのそれらの手法がまんざら間違ったものでもないことが判明するのだが、だからといって英語が好きになるわけがない。高校生になって覚えなくてはならない単語の量が増えると、一気に語学嫌いが加速し、現在に至る・・・という感じである。

「下手の横好き」のような英語好きには何度も会ったことがあるけれど、そういう人たちはそのうち「好きこそものの上手なれ」と胸を張って言えるようになるんだろう。
私はきっと、一生語学嫌いである(笑)

やっぱり語学の習得というのは、余程の苦労をしなくてはならないものなのかね。手間をかけるか、時間をかけるか、金をかけるか。
実際、語学が出来るとかセンスが抜群に良いと思われる人でも、よくよく話を聞くと私のような人間がとても真似できないようなことをしていたりするのである。外国語に触れる時間数が桁違いだったり、読書の量が違っていたり、思い切って外国に行っちゃったりするわけだ。

余談:
これまで語学学習の苦労話を見聞きしてきたけど、「これだけはやりたくねえ。(というより、真似できねえ。爆)」と思った話。

①辞書の中身を完璧に覚えたら、覚えた頁から順に食べていくrestaurant(二度と調べない覚悟と、血肉化したいという願いが込められているらしい。昔の帝大の受験生だか帝大生だかの話として聞いたことがある。)

②辞書を1年かけて二部写本し、一部は売る。(有名な 「ドゥーフ・ハルマ」ネタだ。頭には入りそうだが・・・その前に命が尽きそうsweat01

子供の頃「究極の選択」ってのが流行ったけど、①か②か、どちらか選べって言われたら困るなあ。辞書を読むこと自体は何故か苦にならないんだけどねえ。

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2009年4月15日 (水)

香水:DAVIDOFF “COOL WATER”

ブランド:ダビドフ
名称:クールウォーター

Coolwater_ico
TOP:オレンジ、ラベンダー、ローズマリー、ペパーミント、コリアンダー
MID:ジャスミン、オークモス、ゼラニウム
LST:アンバー、ムスク、サンダルウッド、シダー

深いブルー(完璧な濃青色)のボトルと、オッサンっぽい(?)雰囲気に惹かれてミニを購入したのが出会い。あっという間に使い切り、今では定番に。
トップノートはハーブ系(たぶんローズマリーが中心)の染みるような香り+柑橘系の香りが、鮮やかかつエネルギッシュ。爽やかという感じではなく、スキッと刺激的でガツンと重い。まぁ「海系wave」だろうねえ。
ミドルノートはスパイシーでアロマティックな深い香りに。重厚で包み込むような優しさもあり、心が穏やかに安定する・・・ような気がして個人的には気に入っている。この香りの価値はミドルノート以降に判る。

日本の夏の、高温多湿な気象条件の下で使うには、ちと重いかな。少なくとも量は加減した方が良さげ。

今のところ、こいつの代わりは思いつかない。切らすと妙に寂しいし、他のライトな香りに浮気しても戻ってきたくなる。

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MCAS Word 2007 (備忘録)

MCAS Word 2007 第2回模擬試験(2回目)
問20:(1)「書式設定された箇所の変更履歴は青緑で表示されるように」→「色のみ」を選ばずに、色のとこだけを「青緑」にしたらしい。
   *どういうときに「(なし)」でなく「色のみ」なのか解らん。てか、「(なし)」って何のことだよ?
    (2)2度目だから油断して「更新履歴を表示されないように」を見落としやがった。
問18:フッターで大混乱。ここ、パニクるとこじゃないだろ。でも苦手。

MCAS Word 2007 第3回模擬試験(1回目)
問01:(1)コメント以外のものをうっかり削除。
問04:(1)影スタイル「オフセット(斜め右下)」を発見するのに時間がかかったが作業の仕方は合ってた筈。何が違ったんだ(怒)全くわからん。
問06:(1)「標準のテーマ」の「標準」の意味が不明。(でも正解。)
        (2)保存先の変更。たぶん、自動保存先か何かを弄ったんじゃないかと思う。
問08:(1)何を間違えた!?原因不明。段落スタイルの設定の仕方は完璧の筈だぞ。読み落としがあったのか。←それならあり得る。
問11:(2)色だけで良かったのに、テーマ全部を「みやび」に替えちまった。
問20:(2)テンプレート「FAX(ジャパネスク)」で新規作成→たぶん間違えて「差し込みFAX」か何かのほうを選んでおるわ。
問21:(1)「単語単位でコピー」って何? どうコピーしても段落になっちまうぞ。→改行を一緒にコピーしちゃっただけ。

MCAS Word 2007 第3回模擬試験(2回目)
問07:(2)「最終行をひとつ前の行に」で騒動。何行目か確認すればよかっただけ。(これは29行目を28行目にすりゃよかった。)
問17:(1)基本ベン図の挿入。変なところに文字が入力されてはいなかったか?→テキストウィンドウを使ったほうが安全か。
問21:またまた「単語単位」でコピーの問題。勝手にクリップボードを閉じちまったのがマズかったのか?
問25:(1)段落のレベルを変え、目次を更新。
→アウトライン表示にしなくてもレベルの変更はできる。人が作った構成も分からん文書をアウトライン表示にするのはリスクがあるってことかもしれない。

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2009年4月13日 (月)

赤壁(笑)

例の「○福の○学」のトンデモ前世本を、パラパラ見てきた。(読んだうちには入らん。詳しくは3月23日のエントリー参照。)新興宗教本のコーナーに長くいるのはイヤだったから、例の「元徳・孔明コンビ」(=リョウマ・リンタロウのコンビ。爆)のとこだけをチラッと覗いてみただけなんだが。

まあ、予想にたがわず大したことは書かれてなかったかな。イラストはなかなか上手で、扇がトレードマークの孔明さんの生まれ変わり(笑)である勝さんに末広を持たせてあるのはまずまずの工夫だ、と思ったsweat02

しかし、ネゴシエーター、コーディネーターとしての天才的な手腕と豊かな表現力を持ってる筈のリョウマは「才」に欠け、戰や殺生を回避するために自らの命を賭し、裏切者と罵られても一歩も引かなかった筈のリンタロウは「徳」に欠けていると言ってるみたいな気がして、なんかビミョーな本だった。(ご両名に失礼だぞ。)

夜テレビをつけたら、映画「レッドクリフ」が放送されてて、ウケた。土佐弁の劉備元徳とか江戸弁の諸葛孔明とかが出てこなくて一安心(爆) なお、天才軍師・孔明さんはカルタゴの名将・ハンニバルだったこともあるそうだ。何だそれ。いい加減にしろ。

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2009年4月12日 (日)

吉橋通夫「凜九郎①」(講談社YA!ENTERTAINMENT)

時代物を読みたかった
いつのことだったか、兎に角もうかなり前のことだ。
本屋の児童書コーナーの前を通りかかったとき、平積みになっている一冊の本が目にとまった。表紙はガタイが大きく目元の涼しげな少年剣士と思しきイラスト。大矢正和さんの水彩画だ!と見た瞬間分かる暈かしの綺麗な人物画である。大矢先生のイラスト入りだぞ。それだけでも読む価値アリなのに、チラッと本の帯の表を見ると、幕末剣士モノと判明。しかも新撰組とかじゃなさそうだ。手にとって読もうと思ったが、あまり時間もないし、週末で店内は子供が多く、彼らと並んで立ち読みをする気にもなれず、その場を立ち去り、それっきり。
で、去年以来の脳内幕末維新ブームである。何となく時代物を読んでみたい気分だったが、実は時代物は苦手なのだ。何か読みやすい物はないかねえ、と思ったとき、例の幕末少年剣士モノのことを思い出した。
ある日、チラッと本屋を覗いたら、発見。おっと、これって児童文学で賞も獲ってらっしゃる吉橋通夫先生の本だったんだね。

帯の後ろを見ると、ちゃんとストーリーが書いてあった。(括弧内は私の心の声。)
「凜九郎は15歳。(そうかやっぱり少年剣士だ!)八木道場の内弟子だったが師範代とのトラブルから破門になり、気が進まぬまま英国大使の用心棒の仕事を始めることになる。 (ほう、人斬りは嫌かい?)そのおり出会った勝麟太郎(何だとッ!!?)・・・」

はぁ・・・勝麟太郎って、あの勝麟太郎かいな。(←そんな名前のヤツが他にいてたまるか。)

てなわけで、第①巻は即買いです(爆)。

混沌の時代を生きる少年少女への讃歌・・・的な?
主人公・凜九郎はおっとりとした少年剣士である。事情があって天下の素浪人となってしまったが、剣の才能は天賦のそれと呼ぶに相応しいものを持っている。だが、人斬り稼業は「間尺に合わない」と真っ平御免、剣の道は好きだが真剣は恐ろしいと思っている。時は幕末、文久年間。凛九郎ほどの腕があれば用心棒として引く手数多な筈である。併し、少年は悩むのだ。「どう生きるべきか」と。

小説の中には6人の少年少女が登場する。まず、主人公の凜九郎に、彼の親友で大身旗本の息子、しんぺえ。幼なじみのおゆきちゃんに、八木道場の娘、志穂さま。何れも凛九郎よりお姉さんだ。シーボルト博士の息子、アレク。彼は実在の人物だ。そして、馬丁の娘、さくら。彼女はまだ8つ。
友情とは何か、大人になるとはどういうことなのか、「生きる」とは何か、それぞれが迷い、決断し、懸命に生き抜こうとしている。それぞれが事情を抱え、それと折り合いを付けながら乱世を生きていくのである。日々成長する少年少女たちが何とも眩しい。そして彼らを見守りつつ、やはり厳しい現実と折り合いを付けながら生きている大人たちもまた愛おしい。それぞれのキャラクターが鮮やかに描き分けられているからこそ、そう思えるのだろうが、そこもまた本書の魅力であろう。

物語は凜九郎の父に纏わる謎解きを軸に進んでいく。実在の人物が何人も絡んだりして、これはこれで充分楽しめるのだが、本書のテーマはおそらく別のところにあるだろう。謎が亡き父の生き方に関わるものであるという点がポイントかね。これは父という自身のルーツを巡る「自分探しの旅」なんだ。

そんなわけで、「生き抜くこと」「アイデンティティの確立」ね、これがこの作品のテーマであると見た。まだ①巻を読んだだけだけど、見当違いでもなかろう。


父性を担う人々
本書には主人公を導く力強い「父性」を担う人物が3人登場する。

一人は当然ながら実父の隆太郎。主人公の生きる指針であり、手本であり、ルーツである。彼は天災で母と共に命を落としたが、まだ小さかった凜九郎の元には大刀が形見として残された。この大刀、今後の物語の進行の上でも剣士でもあった父を象徴する存在であり、主人公の心の拠り所となる存在として重要になってくるのではないかと私は勝手に思っている。

二人目は八木道場の道場主、八木先生。凜九郎の才能を見出し、育ててくれた人である。剣の道をどう生かすかだけでなく、人を生かすための剣の道をも示唆してくれた人だ。凛九郎は、この人の死をも経験する。この人の死を背負い、乗り越えていくことで、自分の足で歩いていく覚悟をより確固たるものにしていったのだ、ということじゃないかねえ。

三人目は誰あろう、実在の人物・勝麟太郎だ。吉橋先生は実に見事な人選をして下さったものよ、と感心する。何しろこの人、直心影流の達人でありながら殺生を嫌い、あの物騒な時代に刀を紙縒で縛って容易に抜けないようにしていたという、べらぼうな御仁だ。人を斬りたくない天才剣士・凜九郎の「理解者」としては適任じゃないだろうか。また、若者の視野を広げ、未来への可能性を示す大らかな父性、そして郷土と人を愛し、平和を愛する生き方を自然体で示すことの出来る人物という意味でも、この御仁を小説の中に引っ張ってきたのは大正解だったのではないか。若者に親切だったり、江戸の庶民と仲が良かったりするところも人選のポイントだったと見た。幕末を生き延びて19世紀を見届けた人でもあるから、「生き抜く」ことをテーマのひとつとしているであろう本書のコンセプトとも合っているんじゃないかね。

・・・まぁ、個人的にはヤングアダルト向けエンターテインメント時代小説の中で勝先生に会えるとは思っていなかったから、それ自体が相当嬉しいわけである。既に政治家としての視点を身につけてはいるものの政治家と云う肩書きになる前の勝さんを登場させたところが何とも心憎い。「剣客」として扱ってくれたこともまた嬉しい計らいであったし、小さくて、身軽で、口が悪くて、頭の回転が速くて、そしてバカでかいことを考えていると云った、如何にも彼らしい要素を山ほど盛ってあるのだから、読んでいて気分がいい。蕃書調所の仕事が詰まらないから出勤してもすぐにゴロリと横になって昼寝ばかりしていたという怪しからん伝説の通り、肩衣をよれよれにして登場したり等、いちいち手が込んでいる。「ガキ大将が、そのままおとなになったような人」という表現は個人的に大好きである。吉橋先生、ナイスだ。

・・・この勝さん、そのうち凜九郎に向かってこんなふうに語り出したりはしないかね。「なぁ凜九郎さんよ、おめえさんはまだ若えんだ。だからこれからのことは焦らねえでゆっくり決めるがいいや。人は皆自分の信じるところ長ずるところを行へばいゝのさ。社会は大きいから、すべてを包容して毫も不都合はない。」・・・なんか途中から「氷川清話」になってるし(爆)。


余談だが、①巻の最後のほう、凜九郎とさくらの身の振り方について真剣に話をする勝さんは何故か水を張った盥に漬かって胡座をかき、団扇でパタパタと顔に風を送っているのだ。想像して思わず笑ってしまった。小さくて白くて、しかも妙に逞しい勝さんが(おそらくは黒眼勝ちな眼を無闇に光らせながら)褌一丁になって金盥の中にちんまりと収まっている図、相当ハマっている気がするのだが。吉橋先生、やっぱりナイスだ。

豊かな言葉たち
本書の秀逸な点は、やはり言葉の豊かさだろう。若い人が読めるように平易な言葉で書かれてはいるが、少年たちの言葉のやりとりひとつ取っても、実に言葉が豊かである。これは現代物(しかも学園物とか)じゃ到底実現し得ない、時代物ならではの水準だろうと思う。吉橋先生がそれも計算に入れていたとすれば、見事という他はない。実は、ストーリーをさらうだけなら20分ほどで済んでしまったのであるが、文章が平易な癖になかなか味わい深いので、じっくりと読み直したほどである。時間のあるときに続き(②と③)を買ってこよう。今度は始めからじっくり読みたいと思う。

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あー。結局また幕末と勝先生だ・・・。

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2009年4月10日 (金)

昼休み。

昼休み。
あまり写りは良くないが、写真は静岡(賊軍の里だ。笑)土産に戴いた「マーブルチョコレート みかん風味」
オレンジではなく、ちゃんと温州蜜柑の味がする。よくあるオレンジチョコのようにビターな果皮の風味や鮮やかな果肉の香りがするわけじゃなく、ふわりと仄かに(しかし確かに)柑橘系の風味が広がっていく。
マーブルチョコと侮るなかれ、日本の蜜柑の穏やかな風味を再現せんとした努力が見える。(味わえる、の間違いか。笑)

こんなデザート(駄菓子だが。笑)を楽しみつつ読書とは、実に贅沢な昼休みだなぁと思う。窓の外はいい天気だし、風も爽やかだし。

(後ろに何だか物騒な本が写ってるけど、これが結構面白い。気が向いたら感想文でも書こう。)

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2009年4月 8日 (水)

幕末開明派な脳内メーカーですと。

「幕末開明派な脳内メーカー」なるものを発見。

・・・確かに「開明派」っぽい脳内だけどさ(笑)。
麟さん(=勝義邦)25%は納得かな。てか、寧ろよく四分の一だけで済んでると思う^^;
釜さん(=榎本武揚)23%というのは、なかなかお洒落だ。
フェートン号事件なんぞが約40%を占めてるとは、全然知らなかった。

・・・作者の方って、もしかしたら幕臣好きか。いや、幕府海軍好きなのかな。
作者の方に興味がある。一体どんな方なんだろう。

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焦るな、負けるな。

「それ自体不可能なことはあまりない。
ただ我々には、是非とも成し遂げようという熱意が
そのための手段以上に欠けているのである」

「もし成功しなければ、成功するまで働き続けて、
決して間断があつてはいけない。
世の中の人は、たいてい事業の成功するまでに、
はや根気が尽きて疲れてしまふから、
大事が出来ないのだ。」

…事が成就しないのは、敗北だ。
三日坊主も同様に敗北だ。
たとえ敗北でなかったとしても、敗北感を味わわずに済むとも思えぬ。

だから、何かを始めるのが怖いんだな。その先に待ってるかもしれない「敗北」を恐れるが故に。

でも、目的を見失わず、それに向けて試行錯誤し続けることができたら、その間は敗北することはない。---そう言われれば、それも真実なんだろうと思えてくる。

まぁ、ちょいと考えてみれば、何かをやろうと云う決意にはたいてい合理的な理由があるもんだし、その決意が間違ってるってことなんて無きに等しいんだよな。

やると決めたら最後、焦らず、腐らず、自我に囚われず、ただ無心にやり抜け。初心を忘れるな、そして負けるな…とまあ、そんな感じか。

二十四節気では、今頃は「清明」に当たる。清浄明潔、天地が明るく清々しい空気が満ちる時季。何かを決心するのに、これほど似つかわしい季節もなかろうよ。

因みに、最初に挙げた台詞はラ・ロシュフコー、二つ目の旧仮名遣いのヤツは勝先生ね(笑)。

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2009年4月 6日 (月)

江戸開城交渉、2日目。

昨日と今日は、この人たちに「ありがとう」を言う日だったのを、ついさっきまで忘れてた。
先鋒部隊の山岡鐵つぁん、従者の益満さん、幕府側の事務・財務のトップの大久保一翁さん、同じく軍事責任者の勝麟さん、そして官軍のトップの西郷さんのことだ。

慶應4年3月14日、つまり1868年4月6日。有名な江戸開城交渉の2日目。
1日目は勝さんが西郷さんのところに出向いていって、気心の知れた二人だけで話をしたが、2日目は幕府のもう一人の責任者である一翁さんも一緒だったそうだ。

頭山満(思想家)は語る。
 「明治元年三月十三日。
 大正十二年九月一日。
 この両日は、東京市民の心奥に刻みつけておかねばならぬ。すなわち前者は、西郷南洲翁、勝海舟翁両人の会見した当日であって、江戸攻撃中止の命令が下ったのだ。後者はいうまでもなく、大震火災当日だ。一は戦火を防ぐことをえ、他は天火(てんぴ)を防ぎえなかった思い出の日であるのだ。」


福沢ナントカって人なんかは、後になって「江戸が戦火に見舞われ日本中に内戦が広がったら列強の思う壺だ・・・なんてのはウソっぱちで、これは幕府の腰抜けが私利私欲のために徒に危機感を煽っただけなんである」みたいなことを言ったようだが、何をか言わんや、である。この後出しジャンケン野郎め、本当に日本が文字通りの「火事場泥棒」に遭ったら、あんた責任取ってくれたんだろうなー。傍観者の癖によく言うよ。(←そういう自分も後出しジャンケンか。笑)

この攻撃中止のための交渉が決裂したら、ナポレオン戦争のモスコー焦土作戦ならぬ、御存知「江戸焦土作戦」が実行されていた筈なのである。軍事責任者だった勝先生は胆の据わった旗本なんか高橋さんや山岡さんくらいしかいない、刀や槍を振り回すだけの侍なんか役に立たないと思っていたんで、町人やその筋の親分なんかのところに自ら出向いていって頭を下げたわけだ。
「おいらが合図をしたら、一斉に町に火を放ってくれ。同時に町の人たちを誘導して江戸湾のほうに逃がしてやってくれ。」
武士のくせに江戸の町をほっつき歩いたり遊んだり飯を喰ったりして町人の友達がたくさんいた勝さんならではの作戦でしょうな。
「ごちゃごちゃ考えてるヒマはねえ。やるときゃァやるぜ、おいらは。」という旦那の独り言が聞こえてきそうである。「てめえら官軍が、さむれえの私闘のために江戸の町と無辜の住人たちを大砲で吹っ飛ばそうってぇ了見なら、おいらだって黙っちゃいねえさ。」

勿論、そんなことにならないほうがいいに決まっている。
たまーに「震災や空襲で東京は壊滅したけど復興したじゃん、あのとき江戸総攻撃が行われてたとしても、その程度で済んでたんじゃね?」なんて言う輩もいるけど、目の前にいる権力も武器も持たない10万人に対して「おまいら焼き殺されて下さい」って言える政治家なんて、あるもんか。
いたとしたら・・・そいつはたぶん政治家じゃないんだろうねえ。

追記:なお、一連の談判の主役を張ったはずの勝先生は、交渉1日目の日付を12日と間違って記憶(記録?)していたらしい^^; こういうイイカゲンさが、この先生の素敵なところである。

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2009年4月 5日 (日)

入学式か。

久々に暖かいと思った一日だった。
駅前の桜もそろそろ七分咲きくらいかな。
今日(日付が変わったから、昨日か。)は入学式の帰りと思しき人を何度か見掛けた。

ふん、入学式ねぇ。

ろくな記憶がないんだが。

自分の中では「入学式とはヘコむものである」というのが定説だ。

小学校の入学式。
「こんな、ようちえんのつづきみたいなとこに、かっこよくもない、おもいかばんをしょって、かようのか。うれしいことなど、なにもない。」と初日から不機嫌だった。
「自分は7才になる年まで生きてたから、小学生になったんだ。入学したことをよろこぶのは、ちょっとへんだぞ。」と、満面の笑みのクラスメイトを見ながら、浮かない顔をしていた。

中学校は地元の公立。
殆どが、知った顔だ。
薄ら笑いが止まらないような入学式だった。
担任の先生が若いのに実に良くできた人だったこと、クラスメイトが気のいいヤツらだったこと、その後何年も付き合うことになる「莫逆の友」に出会えたことが収穫だったが、その後の中学校生活そのものは腹の足しにもならなかった。

高校は、総合的には良いところだったが・・・
入学して暫くは友達が出来なくてキツかった(笑)。
無表情でいると、若干恐い顔だったらしい。

大学ではこんなことがあった。
入学式を終えた後、「クラス写真を撮りま~す」と先輩らしき人が言うから新しい語学クラスのメンバーと共にぞろぞろ付いていったら、それが写真部が資金調達のためにやってる撮影会であることが分かって大変憤慨したのを覚えている。

確か一枚1800円だった。素人写真の癖に(なんて言ったら怒られるか。笑)べらぼうな金額だ。勿論、買わなかったけど。
「ちきしょー、初日から騙されたぞ。大学って場所は用心せねばならない場所だ。なんせここは未成年ばかりじゃないんだ。」と、或る意味身の引き締まる思いがした(爆)。

入学式なんて、面白くも何ともない。
希望に満ちた新しいスタートの日だなんて言うけど、そんなのは願望に過ぎない。
入学式なんて、最初の失望を味わいにゆくための一種の洗礼みたいなもんである。
新しいスタートでも何でもなく、それが日常の続きであることに気付かされるくらいのもんである。

それでも、彼ら新入生の学校生活が幸せで実りあるものであることを心から願う気持ちには偽りはないわけだけど。

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2009年4月 3日 (金)

噂の振り込"み"詐欺。

最近、謎のメールがケータイに届いている。
2等なのに200万とか馬鹿じゃないかと思うが、だんだん当方をその気にさせようとメッセージが脅迫めいて(?)くるのが何とも殊勝である。

これ、もしや最近流行りの「振り込み詐欺」(振り込め詐欺に非ず)か?
まぁ、こんな阿呆みたいな内容のメールに騙されるヤツがいるとは思えないが、やはり正直腹が立つ。

メールの内容が面白いから、ブログに上げておこう。
もしかしたら誰かの役に立てるかも知れんし。

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3位ミラクル様100万円受取完了。 ←誰だミラクルって(笑)。知らねえし。
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あなた様以外の方の受取完了。 ←だから何だっての。
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あまりに荒唐無稽な内容で面白かったから暫く受信してやったが、ちょいとウザくなってきたので詐欺師の皆さんには申し訳ないが受信拒否設定させてもらった。
なんかこっちが貧乏なのを知っていて200万円当選とか言ってきてるんじゃないか此奴ら、と本気で腹が立ってきたわけである。
そろそろバッテリーの持ちが悪くなってきて余計なメールを受信している余裕もなくなってきてることだしさ。

だいたいなぁ。受信メール無料中って、無料じゃなくてどうすんだ。
勝手に送りつけておいて受信料が有料なんてあり得んだろう。
それに18禁の懸賞サイトなんて、どう考えても怪しいだろうて。

しかし、なぜヤツらは当方のメルアドとフルネームを知っているのだろう。
何処からか個人情報が漏れたのかいな。
ケータイのメールなんて、殆ど人に教えてない筈なんだけどね。

・・・さては誰か、ケータイを落としたな。
(他人の個人情報を売って金をもらうような知り合いはいない、と思いこみたい。爆)

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2009年4月 2日 (木)

成り行き任せ≠まったり

「成り行きに任せる人間は、みんな塞ぎ込んでいるものだ。」 (by.アラン)

なるほどー。確かにそうだ。妙に納得だ。
意志無き処に自由はない。意味もなくぶらぶらしている時間が自由なもんか。其処にあるのは薄ら笑いの憂鬱と被害妄想的な抑圧だけだ。

なんてね。
…ま、仕事でも勉強でも遊びでも何でも、やらされるな、使われてると思うな、自分の意志で行動してる実感こそが幸せってことかねえ。あんまり偉そうなことを言うと、自分じゃないみたいだからこれくらいにしておく。(笑)

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2009年4月 1日 (水)

サクラサク。

サクラサク。
昼飯を買いに行った帰り道、ふと見上げたら咲いてた。
やっぱり春っていいな(´▽`)

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いや、参ったわ(´□`)

ウチのおかん、ここ30時間ほど一言も口をきかない。原因はだいたい察しがつくんだが、別に黙りこむほどのことだとも思えん。感じが悪いと思われるだけで何の解決にもならんのに。

ったく、「處人藹然」なんですぞ!

…以上、愚痴ですた。(エイプリルフールのネタじゃないよ、念のため。)

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