« H1N1 | トップページ | 歴史の謎プロジェクト「歴史人物ウラの素顔」(KKベストセラーズ) »

2009年5月31日 (日)

アシュラ~。

「アシュラ~」って言葉が存在するらしい。興福寺の阿修羅像に萌える人々のことなんですと。
そういうのとはちょっと違うけど阿修羅像は好きなんで、親友と阿修羅見物ツアー(仮)を企てていたのだけど、先週になって漸く実現。

案の定エラく混み合っていて、平日なのに60分待ち。
でも友達が誇大妄想癖のある恐い婆さんの話をしてくれたお陰で1時間くらい別に苦にもならなかった。

建物の中に入ってからもやはり混んでいて、歩いて見学というよりも押し流されて見学という感じだった。せっかく有り難い仏像を見に来たのに、自分が良い位置に陣取りたいがためにヒトを押しのけるエゴ丸出しの人がいるのは戴けない、と思った。


阿修羅タンたち八部衆、十大弟子の皆さん、いずれも1300年も前に作られたとは思えないほど人間くさい。
「脱活乾漆造」という技術のお陰で、軽やかで繊細な表現が可能になったことが大きいんだろうね。眉間の皺や涙袋のぷっくり感まで上手に作られていた。おそらく、この作り方のお陰で焼失を免れたのだろうし。(軽いからきっと坊さんたちが担いで避難できるもの。)

造形的に実に美しいのは勿論なのだけど、しかし何よりも1300年という長い年月を経て、彼らが我々の目の前にいるということ自体が奇跡的なんだと思いながら拝んできた。
1300年の歳月を超えて・・・という表現は、ちと違う。
1300年の歳月を蔵して、そこに存在するのだ。
そう考えると、こんな機会に恵まれたことが実にありがたく思える。

仏像たちを拝んできて思ったのは、自分が実に勉強不足だということ。
あの四天王たちは一体何を持っていらっしゃるんだ?とか、仏像さんたちは皆違った座り方だけど、あれは型が決まってるのか?とか。

後日。
ちょっと勉強しようと思って、ついつい「サライ」なんか買っちまったい。
(一緒に写ってる文庫本については、改めて感想文を書きます。)
200911
代表的な仏像(如来とか明王とか、いろいろ)の特徴の説明がとても詳しくて勉強になる。
印相(インゾウ=手の形で仏様の性格やお仕事がわかる)とか持物(ジモツ=要は持ち物だ。)、座り方、光背(コウハイ)などは、知ってると仏像を見るのが楽しくなりそうだ。
とても覚えられそうもないのが残念でならないんだが(爆)。これじゃ仏像見学の教科書というより、辞書みたいな使い方になりそうだ。

あ、阿弥陀如来を訪ねる特集なんかも興味深かったよ。


-------------------
私信:また面白いツアーを企画しようぜぃ。

|

« H1N1 | トップページ | 歴史の謎プロジェクト「歴史人物ウラの素顔」(KKベストセラーズ) »

おでかけ」カテゴリの記事

本の話&感想文(ネタバレ気味)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1147858/29884749

この記事へのトラックバック一覧です: アシュラ~。:

« H1N1 | トップページ | 歴史の謎プロジェクト「歴史人物ウラの素顔」(KKベストセラーズ) »