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2009年6月20日 (土)

『夢酔獨言』を読む会①解読用家系図

最近口調が江戸っぽくなってきて困っている。
「出勤したときと帰るときとでは、まるで気温が違ってやが・・・やがり・・・ました。」
「ました」をくっつけて丁寧にしようったって、手遅れだっつの。

さて。現在、『夢酔獨言』と格闘中。

もの凄く奇怪な本だ。言語研究家にも珍重されているという伝説の自叙伝shineだが、無茶苦茶読みにくい。
誤字脱字は多いわ、平仮名ばかりだわ、もうね・・・何もかもが無茶苦茶なのである。「えい勇ごうけつとおもつたゆえ」なんて書いてあっても、「英雄豪傑と思つた故」と翻訳せねばならない古典文学なんて、なかなかお目にかかれないだろう。

だが、この作品。実に魅力的な文体なんだ。一人称「おれ」、しかもほぼ口語体。本当はオリジナルで読んでみたいんだけど、それじゃ一生かかっても読めそうにないから、もっと簡単に読める本を探してきた。

■勝小吉「夢酔独言」(教育出版)

子供でも読めるようにちゃんとルビまでついている。註の内容が「これ、社会の先生じゃなくて国語の先生が書いたな?」と思われるような明らかに怪しい部分もあったりするのだが、まぁそれくらいはご愛敬である。頁ではなく段に番号がふってあり、脚注の数字は段番号。(頁じゃないから注意。)

でさ、確かに子供でも字面くらいは追っかけられるんだけどさ、やっぱり解りづらい。とりあえず人間関係くらいは整理しないと話が解らないと思ったんで、「解読用家系図」を作ってみた。
自分用なんでルーズリーフにペン書き。一応ここにも載せておく。
Photo
(クリックすると横幅900pxというやたらデカい画像が別窓で出ます。)

・・・暫く読み終わりそうもないなぁ。
小吉つぁん年表(仮)でも作りながら読んだ方がいいかもしれない。

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■『夢酔獨言』について(メモ)

著者:夢酔勝左衛門太郎惟寅。筋金入りの不良旗本。身分は幕臣最下層の小普請組。「夢酔」は隠居後に名乗った号。通称の「小吉」のほうが有名だ。
幼少の頃から喧嘩と遊びをこよなく愛した。剣も喧嘩も強かったので本所や浅草、吉原一帯を取り仕切る大親分のような存在に。祖父は伝説の検校、甥は「剣聖」、娘(長女?次女?三女?)は佐久間象山の妻、長男は政治家。

□現在は近世後期江戸語(武家言葉系列)の研究のための貴重な資料となっている。
□明治時代に雑誌という形で刊行された「旧幕府」(旧幕臣・戸川残花先生らが編集)なんかにも収められたと聞いているんだけど、まだ調べてない(爆)

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