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2009年6月14日 (日)

藤井青銅「歴史Web」(日本文芸社)

本当にバカバカしいのだが、バカバカしさに徹している点が、この本の最も秀逸な点である。オフィシャルサイトはオフィシャルサイトらしく、広告バナーは広告バナーらしく、2ちゃんねるは2ちゃんねるらしい。リンク先やアスキーアート、果ては「Not Found」の表示まで、実に手が込んでいて、隅々まで見れば見るほど、そのバカバカしさに驚歎せずにはいられない。

全編がバカバカしい。
底無しのバカバカしさである。

その安定感こそが、本書のリアリティなのだ。

何の役に立つ本かは分からない。そもそも役に立つかどうかも分からない。だが、間違いなく面白い。日本史の知識が無くてもインターネットが嫌いじゃなければ雰囲気だけで十分楽しめるだろうが、個人的には、ある程度歴史の知識のある人にオススメ。元ネタが分かれば面白さが倍増すること請け合いだ。

最初から最後まで、ニヤニヤしながら「閲覧」した。途中で安政の大地震並の地震がやってきて本の山に押し潰されて死んだりしてたら、ニヤケ顔のまま発見されて気味悪がられたことだろう。…喩えが悪いが、でもそんな本である。

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当ブログ的に突っ込んでおきたいこと。

①「おいどん」と「氷川ぶろぐ」の主へ。(194、195頁に並べて表示)
元治元年9月10日〜12日までの内容が両者殆ど一緒じゃないか。親友だからか?  *なお「氷川」のほう、一人称は勿論「おれ」。

②徳川埋蔵金絡みで。(「マイ雑巾」って変換されるのは部屋が汚いヤツに対するイヤミかね。笑)
やっぱりこんな頁が「発掘」されたか。雲上の天才官僚に直接真偽を尋ねてみたいもんだ。

③幕末オールスターのブロマイド専門店。
「幕末速報」の右上頁にある宣伝。サンプル画像が何故か「倒される側」の人の写真。総髪、色白、ぱっちり二重の(爆)。魔除けの護符に使うのか?

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