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2009年12月25日 (金)

週刊マンガ日本史:頼朝&義経兄弟

週刊マンガ日本史:頼朝&義経兄弟
メリクリです☆.。.:*・°
自分は切支丹ではないけど、見知らぬヒトの幸福を願いたくなる日だ。…みんな幸せになれよ。
  

さてと。
 

忘れそうになりながらも何とか買い続けてる「週刊マンガ日本史」。漸く11号「源頼朝」ゲットでアリマス(^-^ゝ 
10号は人気者の末弟「源義経」。「牛若丸」の文字を見た瞬間、直心影流の剣客の顔(パッチリ二重)を思い浮かべてニヤニヤしていた自分は負け組だろうな。
 
それはそうと、コレは子供の頃から思っていたことなんだが…頼朝ってさ、「判官贔屓」の日本人の間では人気ないのは解るけど、あまりにも人気なさすぎじゃね? (このケータイでもヨリトモって一発変換できないし。)
 
ホントは頼朝サン、戦略家・政治家としてはかなり優秀だと思うのよ。戦場で実際に指揮をとる戦術家ってったら弟の九郎義経サンだろうけど、組織運営の才能は頼朝サンが数段上じゃないか。
 
江戸幕府の強力かつ安定的な支配体制を築いた家康サンが手本にしたのは、明らかに内部からガラガラ崩れた室町幕府ではなく、「外患」がなけりゃもうちっとは長生きしたと思われる鎌倉幕府の法体系や政治機構だったという。浅学ゆえに詳しいことは知らないけど(苦笑)確か家康サン、鎌倉幕府正史「吾妻鏡」コレクターだったんだよね。写本も沢山作らせてさ。
 
朝廷という権威や宗教勢力から一定の距離を置いた新興勢力・武家の政権は1192年(諸説アリ)に鎌倉に始まり、武士の時代はその後700年続くことになった。西洋諸国は宗教やその権威と政治とを切り離すのに時間かかっちゃったけど、日本の幕府ってシステムはそういう面から見ても実は結構優秀なんじゃ…なんて思ってるのは自分だけかねえ(´・ω・`) まあいいけど。
 
頼朝サンもそうだし、神君家康公もそうだけど、政治家って人気がない。特に権力者となりその権力を維持するためには鈍感なんじゃないかと思われるほどの冷徹さで決断を下さなければならないこともあるし、人を良い意味でコマとして動かす力もなくてはならないから、冷たいヤツだズルいヤツだ、って印象が強くなっちゃうからかな。政権取った後の動きは一見地味だしね…特に安定した政権になればなるほど。
 
なんてことを考えてたら、こんな言葉を思い出した。
 
「彼ほどの政治家は、日本の歴史上でも数少なく、わずかに源頼朝、徳川家康がいるだけだ」(尾崎秀樹先生=文芸評論家、1994年)。
 
因みに「彼」ってのは「おいらアホウの守だもんだからよぅ」って喋る文政生まれの御仁のことね(-o-;) 尾崎先生も指摘してらっしゃるけど、この人だけは権力者じゃない。…でも面白さの割に人気がない(笑) 「政治家」だからか(-o-;)

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