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2011年5月28日 (土)

「JIN-仁-【完結編】」第六話:電球だ東芝だ(小躍り)

日曜の20時ごろというのは習慣のようにTVをつけてはいるけれども、決まった番組を観ているわけではない。先週は「秘境家族が日本の家庭でホームステイする」っぽい番組をちらっと見た。
この番組、昔からあるんだろうか。以前、どこか南の国の家族(アフリカ系の顔の人たち)が日本の家庭にやってきて日本人と一緒にいろいろな経験をする番組を観た気がするよ。良く似た家族構成の、ごく普通の日本人の家庭にホームステイ。子供たちが一緒に学校に行ったり、奥さんたちが一緒に家事をしたり、二家族そろって旅行に行ったり。今回もそういう番組かと思って見てたら、15歳(男)と12歳(女)という二人の子供のいる家族を受け入れる日本の家庭は、なぜか年齢一ケタの坊主が3人いるラーメン屋経営の家庭。奥さんは目を白黒させている異国の人たちを尻目に、突然カットしたジャガイモを皿に並べ始め、それを電子レンジへ。火もないのにイモに火が通っているのに驚く異国の人の前で、なぜか得意げな奥さん。今度は何の脈絡もなく突然電気掃除機を出してきて、奥さんは言い放つ。
 
「これ、何だと思います?」
 
自分、ここで思わずチャンネルを変えちゃった。誰に同情するわけでも、誰を責めるわけでもないけど、なんか凄くイヤなものを観た気がしてさ。
 
そんなモヤモヤした気持ちを引きずったまま、21時を迎えた。
 
・・・ということで、今更ながら雑感をば。
前回は途中からしか見られなかったんで、感想文はお休み。第五話は超現代的テーマ「延命とは?」だったかな。
延命のための延命じゃ意味がない。より命の灯を輝かせるための延命なら、それがただの延命でもいいじゃないか・・・というような。サブのテーマは「仕事と家族」かね。
 
■自称・オカダ。
有名エンジニアの田中久重、人呼んで「からくり儀右衛門」登場。今回も良い出会いでした。時代の渦に巻き込まれてしまったら、方向性を見失う。友人が巻き込まれてしまったならば、あなたが道標となり、光となるべし。
 
■ブラック龍馬。
で、巻き込まれているのは勿論龍馬。目的が金儲けなのか、手段が金儲けなのか、微妙なブレが生じているようにも見える。熱病に取り憑かれたように奔走する「死の商人」。武器の密輸=間接的に人の命を奪う行為である、と指摘され、血を流さずして革命はない、って開き直るあんたは革マル派か(笑)。・・・まぁ、リアル龍馬も実際こういうことはやってたからねえ。うーむ、黒いぜよ。
 
■暴力の連鎖。
日本人同士が傷つけあって、その果てに政権を奪取したとしても、そんなふうでしか政権を獲れない政府が上手くいくわけがない。力で奪ったものは、また力で奪われる。また戦が起こる。暴力は、また暴力を生む。・・・とっても現代人っぽい正論を友人にぶつける仁先生。やはりこういうセリフは「現代人」に言わせなくちゃね。某大河のとってつけたような「憎しみからは何も生まれん」より、ずっといい。
仁先生のこのセリフ、リアル勝先生ならあっさり理解してくれるかもな。生命に対する慈愛の情は基本にあるのだけれど、それだけじゃなくって政治的判断の結果として戦を食い止めることを選んだ人だから。彼は負け組や遺族の怨みや憎しみが後の世の新たな紛争の火種となることを恐れていたんだよねえ。政治家は、こうでなくっちゃ。(結局「やっぱり勝さんは偉い」という結論になってしまうオイラ・・・。流石にどうかと思う。)
 
■江戸は俺が守る。
江頭2:50氏の名言「善光寺は俺が守る」じゃないよ。
自身の「日本再生プロジェクト」であった海軍操練所をつぶされた挙げ句に謹慎処分に遭って寝てばかりいる勝先生。自由な弟子を羨ましいと思いながらも、脱幕する気なんざ、これっぱかりもない。曰く「俺がいなくなっちまったら、誰がこの江戸を守るんだ」。
勝先生が明快に主張する民衆保護の思想。幕閣にそれを共有する者が殆どいないことをリアル勝先生は知ってた。「だから俺が天下の首府とその住民の命と財産を守るんだ」ってね。この江戸開城の基本理念をわざわざセリフにした脚本家どの、GJ。
 
■スパイか!?
恭太郎兄さん、龍馬の監視役をさせられちゃうのかな。せっかく蚊帳の外にいたのに時代の渦に巻き込まれちまうぞ・・・。
 
■鹿鳴館ちっく・・・。
野風さんのフランス語がイケてた。
 
 
・・・ラストシーン、龍馬が途方に暮れていた。
血塗れの銃弾を発見したとき、ひょっとして長州の兵隊が仁先生を撃ってしまったかもしれないと思ったのかな。(でも幕府方の兵隊の遺体が空き家に安置されているのを見て、先生が生きていることを悟り、胸を撫で下ろした・・・というふうに解釈したんだけど、合ってる?)
さあ、龍馬。人的被害を最小限にして政権交代させる術は何だ。幕臣のK先生やOさんなんかが教えてくれたことを思い出せ。そして、そこから「船中八・・・(以下略)

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