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2011年5月12日 (木)

「JIN-仁-【完結編】」第四話

遅ればせながら、第四話雑感。
 
突然ですが、自分は「好きなもの」の話をするのが苦手です。

プレーや生き方がカッコいいサッカー選手、ドラムの音や歌の歌詞が好みのバンド、俳優の演技力や脚本の出来について誰かと話をしてみたいドラマ・・・そして最近ならば、人間として沢山学べる点のある歴史上の個性的な人物たち。そういう話はいくらでもしたいんだけど・・・「そうそう!○○かっこいいよねえ。で、みろくちゃんは誰のファンなの? やっぱり○○みたいな顔が好き?」っていうような凄い鼻息の反応が返ってくると、正直困ってしまう。「あー・・・自分は特に誰が好きとかないです。顔とかじっくり見たこともないし。あ、興味のある人の顔だから興味を持つということはありますけど。」みたいなことを言うのがやっと。

「好き」という感情でテンションが上がる人たちが羨ましいよ。残念ながら自分は盛り上がる人を前に、どうしていいかわからなくなってしまう・・・(泣)。
  
そんな自分は、おそらく「鈍い」。
ある意味「凄い人」であるはずの仁先生に親しみを感じるのは、先生の鈍感さゆえなのかもしれない。第四話を見終えてまず思ったのは、そんなことでした。
 
■川越の奥方様。 
緒川たまきさん・・・実に高貴な雰囲気でしたな。立ち居振る舞いが武家っぽくって良かった。こないだうっかり日曜の20時過ぎにNHK総合にチャンネルを合わせてしまったのだけど、あそこに出てる人たちはお武家の姫には見えなかったね。いや、実際あれが大河だって気付かなかった。「変な時代劇だなあ。服装の雰囲気的には1600年くらいかね・・・現代モノの韓国ドラマみたいな会話してやがる。」と思って暫く眺めてたら、オカンに「これって大河じゃない?馬鹿になりそうだから、こんなの見るのやめなよ。」と言われてしまった。
 
■長州語。
「僕は~であります。」が出ると、嬉しくなっちまうんだが。
 
■伏線。
今回のテーマは「意地」だね。薩摩も長州も自分たちのメンツを守りたくって意地を張っている。傍目から見れば「何やってんだか」と思うようなものでも、それが崩れ落ちそうになってる人を辛うじて支えてたりもするんだよねえ。「そんなものよりも、もっと守るべきものや得るべきものがあるだろう」と思ったとき、人間は意地を張るのに使ってたエネルギーを他のことに向けはじめる。薩長同盟については、なんかそんな感じ。黙ったまま動かない西郷どん、なんかリアルでよい(笑)
もうひとつの意地は咲さん。前回意地を張って(!)先生のプロポーズを断ってしまったことが、今回のストーリーの伏線だったんだねえ。
 
■なぜ咲さんはプンプンしていたのか。
これ、最初全然理解できなくってさ・・・(苦笑)。「ちょ・・先生別に間違ったこと言ってねえじゃん。なんでそこまで怒るの?意味わかんねえし?」って思っちゃった。でも、あのシーンは何となく重要なシーンじゃないかという気がしたから、見終わってから一生懸命考えてみた。
そういえば咲さんは前回、仁先生を助けるために(って言っちゃってもいいか)異人さんのルロンさんと一緒になることを決めた野風さんに「咲さまは先生と幸せになってくれ」と言われて複雑な表情をしていた。野風さんは、この人は自分を心穏やかにしてくれるからというような話をしてたわな。恋を実らせるよりも夫や家庭を持つ幸せを彼女は選んだ。この人を差し置いて、自分が望み通りの幸せを手に入れるわけにはいかない・・・と咲さんは思ったのかどうか。
いずれにしても咲さんは本当は先生と結ばれたいんだ。だとすれば、本当は好きな人に「いい人がいたら結婚して幸せになっていいんだよ?俺に気兼ねすることなんかないんだよ?」って言われてしまうというのは、悲しかったってことなのかな。
まあね、プロポーズからして「野風さん (´Д⊂・゚・。・゚゚・*:.。ウワアアアン」みたいな気持のときに受けたものだし。・・・仁先生並みに鈍感なオイラとしては、ここまで考えるのに3日かかっちまいました。
 
■ところで元軍艦奉行並は?
最近あまり活躍してくれないということ以外で気になることがある。西郷どんや龍馬なんかと比べるとキャラ的に幕末感に乏しいんじゃないか、という気がすることだ。空気が妙に現代的っていうかね・・・。最初は中の人(=小日向さん)の醸す雰囲気のせいかとも思ったんだが、まあ考えてみれば勝先生なんて誰がやっても幕末にどっぷり浸かってる雰囲気にはならない人なんだろうな。
あまり活躍してくれないのは、ドラマの脚本がそのような脚本じゃないからでしょう。
でも、ひとこと言っておくナリ。
・・・力のある藩が手を結び日本国のために政治をする「雄藩連合」の考え方の原作者は勝さんだぞ。シナリオライターは龍馬だけどな。西郷どんが長州と手を結ぶことの必要性に気づくキッカケを与えたのも勝さんなんだからな。
久坂さんの遺志がどうの、っていう創作もいいけどさ・・・もう少し勝麟を大事にしてくれ、とオイラは言いたい(笑)。
 
 
「藩の垣根を越えて、日本のために」と成し遂げられた薩長同盟。この密約が革命の原動力になったのは間違いあるまい。でもさ・・・そうして出来上がった明治政府は、なかなか「藩閥」を超えられなかったんだ。 

 
それはともかく、とりあえずはお初ちゃん(「~け?」「~だべ!」っていうベタベタの関東方言が素敵)の正体が知りたいなあ。第五話に期待・・・と言いたいところなんだが、15日は21時に家に帰れるのかどうかが心配でありんす。

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