カテゴリー「経済・政治・国際」の9件の投稿

2009年10月 5日 (月)

「居眠り大臣もうろう会見」。

…という、不謹慎なケータイゲームがある。
何処かで見たような風貌の「大臣」が記者の質問に応えながらその合間に居眠りをするのだが、記者の質問に応えられないと支持率が下がって「辞任」(=ゲームオーバー)してしまう。それじゃあ居眠りをしなけりゃいいかっていうとそうはいかなくって、上手に居眠りしないと体力がなくなって、やはり「辞任」してしまうのだ。単純だがなかなか良くできたゲームなので、作者は結構気に入っている。

さて、その「大臣」である。

あのときは「テメエが大臣たあ有権者として恥ずかしいから穴があったら入ってこい。なかったらバチカンで墓穴でも掘っていやがれ!」などと、随分と乱暴なことも言ったものだが、やはり人が死ぬのは悲しい。
「死」は不可逆なものだからだ。

あの人に政治家という「仕事」が務まったかどうかについては今更言及することもあるまい。でも、あの人を政治家という「身分」に祭り上げておいて「仕事」の内容を問わず、その「身分」やそこにくっついた特権にぶら下がってきた人々は、確実に悪い。その「身分」に相応しい権力や地位を、まるでアクセサリーでも買い与えるかのように軽々しく与えてきた権力者たちは尚悪い。

成長する機会を失い続けたような大人はいる。
だが、そういう人の多くは、そのほうが都合がよい人たちに囲まれていたりするものだ。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

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2009年10月 2日 (金)

夜更けに。

金も時間も人の命も尽きるときがくる。人の世にある全てのモノは有限だ。
そんなことは当然のことなのに、我々の殆どがそれを忘れている。自分の居る小さな箱庭を世界だと思い、過去も未来も無く今が永遠だと思いたがっているから、目の前にあるモノをを無駄に消費してしまう。

本当は「余剰」なんて幾らも存在しなくって、場所や時間が変われば不足するものも出てくるだろうにさ。

そこで気付いた。
それで「経済」なのか、と。流通、貯蓄、投資、雇用…。

東洋で「経済」と云えば、もともと「経世済民」或いは「経国済民」の略語のことだけど(因みに英語の"エコノミー"にこの語を当てたのは、福澤ナントカ。基本他人に優しくねえテメエに経済なんぞ語られて堪るか。笑)、経済って金勘定の話じゃなくって、人・モノ・金の流れを作って、それらを必要なところに回そうって話なんだな。有限なモノを無駄にしないで需要に応じて供給するための「仕組み」の話でもあるわけか。

だとしたら確かにそれは経世済民だわ。と思って夜空を見上げたら、南の空に左上のほうが少し欠けた月が出ていた。
「今夜は十三夜くらいか」と独り言を言いながら、月がこんなに高く昇るようになったんだから、秋も深まってきた筈だと思った。空は澄んでるのに空気は冷たく湿っている。

天気予報では、明日は雨だ。

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2009年9月29日 (火)

政治家と官僚と幕臣たち。(政治っぽい雑感)

「脱官僚政治」を目指すと云う。
政治主導なんだとさ。


当然だ。

政治家が理念をもとにグランドデザインを描き、官僚はそれを具現化してゆく。
そうでなくってどうするんだ。

石頭で、大所高所から人の世を隅まで見渡す能力のない政治家は要らない。
ボーッとしていて細かいことに気付かず、仕事の鈍い官僚も要らない。
条件を付けて技術や知識を出し惜しみするケチで怠惰なテクノクラート(技術官僚)も要らない。

そんなことを考えていると、自分は「幕臣たち」のことを思い出す。

大久保越中守忠寛(大久保一翁)と勝安房守義邦(勝海舟)の、政治家コンビ
小栗上野介忠順ら、経済官僚たち。
榎本和泉守武揚ら、海軍系テクノクラートたち。

政治家、官僚、テクノクラート。彼らは皆違うのだ。
たとえば勝さん小栗さん榎本さんの3人は大きく海軍に関わっているけれども、関わり方は皆違う。

勝さんは、ソフト面を大事にした。海軍が文化を持った人間の社会であること、その理念をしっかり叩きこまれた若い人材を育てることの重要性を主張し、実際に教育に携わった。また安全な通商ルートの確保、健全な国民経済ならびに国民生活の長期的維持と云った経済面からも軍備の在り方を考えていた。

小栗さんは、ハード面を大事にした。アメリカの造船所を見学したときに日米の製鉄技術の差に愕然とした彼は、一本の螺子を大事に持ち帰った。帰国するや否や早速改革に乗り出し、自前で軍艦を造ることを目標に横須賀製鉄所を造った。決断が速く、目に見える成果をどんどん挙げていく。天才的な官僚だった。

榎本さんは、海軍が国の技術力の結晶であることをよく理解していた人だね。そして、技術や知識が、海軍だけでなく社会の発展に不可欠であることを知っていた。貪欲に学び、そこで得た博い知識を惜しげもなく提供していく。学問が自分のためでなく、結局は社会のためになるのだと考えている人じゃなければ、出来ないことだ。


3人とも海軍が主権の維持のために不可欠だという見方は一致していたろう。
ただ、「主権の維持」といってもいろいろある。
勝さんは日本と東アジアの主体性確保、小栗さんは現政権下での秩序の維持、榎本さんは蝦夷共和国の独立。
彼らは皆、物のとらえ方や仕事のしかたが違うのだ。誰が偉いとか、凄いとか、そういう単純な比較はできない。政治家と官僚、どちらが重要か?などといった議論がナンセンスなのと一緒だ。


民主主義の社会では、大きな方針を決めるのは政治家、それに沿って行政を担うのが官僚という形でいいと思う。でも、双方に、それに相応しい優秀な人材が揃っていないと不都合が起きてしまう。国会が本来、豊富な社会経験に培われた専門的知識、しっかりとした政治理念を持つ国家の叡智の集合体でなければならない理由もその辺にあると思うんだ。


まぁ、これまで政権を担われてきた皆さんは、何故「官僚主導型」の政治を許してしまったのか、とくと考えてみたらいいや。
(相変わらず纏まらない作文だな。まぁ、纏める気もないけれど。笑)

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そういえば小栗さんのファン(?)の中には、麟さん釜さんを目の敵にしてるような人がいたりする。釜さんのことは「結局は表裏者」と蔑み、麟さんのことも「あんなヤツたいしたことない」と上から目線で斬り捨てる。自分は自称・勝麟の弟子だけど、「三河武士」の小栗さんも好きなんで、余計に残念な気持ちになるんだわ(苦笑)。

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2009年9月13日 (日)

景気対策とか。(また政治っぽい雑感。)

あるアンケートによると、有権者が新政権に望むことの第1位が「景気対策」なんだそうだよ。そりゃそうだろうよ…と思いつつ、景気なんて生き物だから対策っつったって難しいよなぁ、などと暢気なことを思ってみたりもする。

怪我をしたり病気になったりして使えなくなった兵隊や乗組員、或いは彼らの荷物なんかを海に捨てて沈没を阻止し自分たちだけ助かろう…なんて景気対策はご勘弁願いたい。

原因は何であれ怪我をしてしまったのは仕方ない。だから、負傷兵を再び最前線に=経済活動の担い手に引き戻す…みたいなことを考えようや。
テメエで勝手に怪我をして使えなくなった詰まらない一兵卒の代わりなんて何処にでもいる…なんて思っちゃいけない。突き詰めれば、かけがえのない人なんて何処にもいやしないんだから。どんな立派な人が死んでも、次の日には太陽はまた東から昇ってくる。地球は構わず回り続けるんだ。

福澤諭吉大先生じゃないけどさ、人を「自己責任」の言葉を根拠に切り捨てるのも結構。だがそれで何かが解決するなら政治なんて必要ないし、人間が社会を形成する意味もない。
船を沈没させるのはコツコツ働いてきた無名の水兵たちではない。大概は、昔々冬の太平洋上で艦に積んだ貴重な真水を使い放題にして洗濯していた(無論規則違反)咸臨丸のアメリカ兵たちのような、少数の傲った連中だ。

…今回もケータイからの更新。やっぱり打ちにくい(笑)

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2009年9月 8日 (火)

政権交代か。

政界では新政権に向けて着々と準備が進んでるようだけど、民主党政権だけじゃなくって、彼らをのし上げた「功労者」でもある自民党の皆さんが選挙の結果をどう捉え、どう行動するのか注視したいところだ。

新政権、外交が心配って言う声が結構上がっているが、別に今までが安心だった訳じゃないから今更騒いでも仕方ない。

表の外交については、礼を尽くし、相手の非礼や不誠実はしっかり指摘し、要求すべきところは要求し、着実に目的を果たしてくれれば、とりあえずそれでいい。一見のらくらしてようが、弱腰に見えようが別に構わんさ。
相手次第で卑屈になったり傲慢になったりするのはカッコ悪い。数十年単位で考えて、そんな国が信頼や尊敬を得られるとも思えないしさ。まぁ、要は人付き合いと一緒なんだろうな。

これから何かをしようとする人には、相応の期待をしよう。まだ何もやっちゃいない政治家の坊っちゃんが当選する国だ。それくらいの期待をしたってバチは当たるまい。

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2009年8月30日 (日)

再び選挙の前に。

野党は国民をたぶらかしている、ヤツらのやろうとしていることはご機嫌取りのバラマキだ、財源はどうする。彼らの主張は夢物語だが、我々には実績と地に足のついた政策がある。

…そういうお前さんがたは、財源もねえのに赤字国債を発行しまくって、まだ生まれてもいない日本国民にまで借金を拵えやがった。ちょっとレールから滑り落ちれば真っ逆さまに転落するような社会を作りやがった。それを「実績」と言うなら、それでも構わんさ。

確かにね、野党には政権を担ったという「実績」さえない。それに今は野党だから勝手なことも言えようよ。だけどさ、自分は「主体的であることを歓迎する雰囲気のある社会」「何かしくじったときに前例がないとか経験がないとかいう理由で攻撃されることのない社会」を望んでいる。当然ながら一度も政権をとったことのない連中に政治ができる筈がない、というのは誤った了見だと思う。経験の無さが失敗の理由のひとつになることはあろうけど、バカにされたり非難されたりする理由であってはいけないんだ。

何かを引っくり返したいという野心がある訳じゃない。
寝言ばかり繰り返している無能な艦長や士官たちに付き合って、このまま何もせずに艦ごと海に沈んで魚の餌になるのは真っ平御免だと言っているだけだ。

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2009年8月28日 (金)

選挙の前に。

何か問題があるときに、ヒトにしてほしいことをいちいち挙げるのは簡単なのにさ、「手前はそのために何が出来るんだ」って言われたら、おし黙ってしまう。

問題が大きくなれば大きくなるほど、そんなもんだ。
そうだよ誰でもそうさ。

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2009年7月23日 (木)

選挙ねぇ…。

ウチの近所は選挙区と選挙区の境目なので2倍の数の街宣車が通ります。うるさくならないといいなあ。

で、某総理大臣がさ、泣きそうな顔で選挙戦に向けての党内結束を訴えたりしてたのをTVで見て思った。

あのさ、選挙って…というより政治って、あなたがた政治家先生たちの私権争いの場じゃないんだぜ?
その辺りのことを忘れて「選挙戦を戦う」だの何だの言ってもらっちゃ困るんだ。
あなたがたは、大人しくジャッジされる覚悟で腹をくくっていて下されば、それで宜しい。

まあ、我々有権者側も競馬にでも行くような気分で選挙に参加してるようじゃダメなんだけどねぇ。(´□`*)

「社会の隅を照らす」ことの重要性が解る政治家、時代の寵児になりたがらない政治家を求む。

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2009年6月 2日 (火)

アニメの殿堂だ?

『首相の一存ではない…「アニメの殿堂」で反論』

誰の一存でもいいよ。この企画自体却下。
この人たち、117億って大金だと思ってないのかな。
通貨単位がウォンだったとしても大金だぞ。

そもそもアニメや漫画を日本の「産業」にしたいんなら、世界的な芸術家を輩出したいなら、人に投資すべきじゃね?
そういう人を育てたりさ、漫画家の卵やアニメーション製作に関わる人たちがちゃんと食っていけるようなシステムを考えるとかさ。

箱物なんか、もういいよ。

どんなアニメでもここに来れば見られるとか、そういう施設でもないんでしょ。そんでもって誰のために作る施設なのか、具体的に説明してみ?
だいたい芸術に国家権力が関わるってのが良くないって。
国家が積極的に関わっていいのは、「これから」の人材に投資するところまでだと思うんだ。

つーか、税金返せ。

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